ユーグレナでバイオ燃料をつくる

ユーグレナのバイオ燃料としての可能性

 

理科で誰しもが勉強し、顕微鏡で見た「ミドリムシ」。
そのミドリムシが近い未来、飛行機を飛ばす日がくるかもしれません!
夢のような話で、なぜミドリムシが飛行機を飛ばすことができるの?
とても疑問に思うでしょう。

 

 

 

飛行機は本来「ジェット燃料」と呼ばれる軽油のように軽い性質を持つ燃料で
空を飛んでいます。
ミドリムシから抽出され、精製されるミドリムシオイルは、
他の植物に比べてもずば抜けて軽質だということが分かっています。

 

そして石油などの燃料はいつか果て、人間の手では作ることが出来ない上に
環境を汚染します。摂るのにも、廃棄にも手間や時間、お金がかかることは
言うまでもありません。

 

それに比べてミドリムシは培養するのに広大な土地が必要ありません。
専用の施設と太陽の光、水と空気さえあれば無限大に培養することが可能です。
また、パームヤシやナタネなどの植物油燃料培養や
石油抽出に比べて格段に時間やお金がかかりません。

 

何よりミドリムシは空気中の二酸化炭素を吸収、光合成して成長するので
環境を一切汚染することなく、逆に空気や水をキレイにしてくれます。
そして燃料になって地球上に排出されても、悪いものは出さないので
環境に循環しながら、汚染や公害は発生しません。

 

身体に入れてもその豊富な栄養素で素晴らしい効果を発揮しますが、
燃料としても非常に期待が高まっています。
2020年以降には着実にバイオ燃料としての実用化を目指しています。

 

今まで人間は地球の環境を破壊して生活することしかできませんでしたが、
このミドリムシの実用化が始まれば負の連鎖を断つことができるのです。

 

いつか近い未来、人間の生活がすべてミドリムシで回る日がくるのも
確実になってきているのではないでしょうか。

 

ユーグレナは食品・燃料としてだけでなく化粧品として、
肥料や繊維、フィルムの分野などにも応用できるとして様々な研究が始まっています。

 

環境を一切汚染せずに、資源を自分たちで作り出して、なくなることのない資源で
生活できる可能性を持つのがこの「ミドリムシ」なのです。

 

そして最後に、
実は現在ミドリムシから作った燃料でバスが走っているのはご存知でしょうか?

 

いすゞとユーグレナ社の共同開発で、
ユーグレナから作り出したバイオ燃料を「DeuSEL,デューゼル」として
ディーゼル車のエンジンを積んだバスがこのバイオ燃料で
いすゞ藤沢工場から湘南台間を走っています。

 

もう実用化は始まっているのです。
これからどんどん色々なところでこのバイオ燃料が活躍してくれるといいですね。
石油がミドリムシのバイオ燃料に置き換わる日もそう遠くはないはずです。